利息を安く、確実に借りるために・・銀行に訴えるべきこと
⇒ 銀行の立場に立とう。知らないあなたを信用出来ないのは当然。
1 あなたが本当にその仕事をしているのか?
意外に思われるだろう。しかし、少し昔に暴力団などが事業を架装し銀行を騙してきた。これで、銀行は事業の実態を重視するようになった。
具体的には①名刺②パンフ・チラシ③事業所写真④賃貸契約書など⑤得意先・取引先との請求書・領収書⑥取扱商品見本など・・『本当に仕事をしていることを具体的に』表現するのだ。
2 あなたの過去はどうだったのか?
あなたの職歴・資格・仕事の能力。家賃や税金を払ってきたのか?
銀行通帳の流れはどうか?
確定申告書・決算書・試算表で事業の実績を見せるのだ。
3 あなたは果たして返せるのか?
経営計画書(20ヶ月ないし60ヶ月)をエクセルで作ってみよう。書式はネットで探せばいくらでもある。
また、あなたの業界の今後の動向についても文章にしておこう。
4 あなたは何のために借りるのか?
銀行は、あなたの事業にお金を貸す。お金を借りる目的、何に使うかを明確にせねばならない。
⇒ 運転資金 仕入れや給料等に使う
⇒ 設備資金 車や機械に使う
気を付けたいのは、車を買うために借りたはずなのに決算書に車が記載されていないなど矛盾を起こすと銀行の信頼をなくすこと。
でも、実はあなたは忙しい
確かに貴方自身で用意せねばならぬことは多い。でも、あなたにはやることが多い。
目先の業務が山積みだ。
一方『経営計画』や『貸借対照表』など、銀行が見るべき重要なポイントがある。それらを見せられるように整序するのはとても煩雑な作業だ。ものすごく面倒くさい。なれないあなたには時間と労力の割に効果が薄い。ポイントが分からないならば、あなたはそれらの制作を経験の多いプロに任せたほうが有利だ。
面倒なことは人に任せて、あなたは営業を頑張らねば。
借りる努力も意味がある
融資を受けるためのプロセスは自分のビジネスを客観視し整理するためにとても良いことだ。ここで、改善点を見つけることも多い。「是非、当銀行に借りて欲しい」と思わせるのもあなたの力量のひとつ。営業と同じことだ。
コツはプロに借りれば良い
『経営計画』などをあなたが自分で作るのが理想。だがそれにもコツはある。見合いに行くのに美容院に寄って身なりや姿勢をきちんとするのと同じ。有利に勝負したいならそれを熟知する当事務所に相談するのはセオリーと言える。